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ヒレンジャク:Japanese Waxwing

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ヒレンジャク
分類:スズメ目 レンジャク科
英名:Japanese Waxwing  学名:Bombycilla japonica


シベリア東部、中国北東部で繁殖し、日本には冬鳥として飛来します。尾羽の先が赤いのが特徴です(キレンジャクは黄色です)。キレンジャクが東日本に多いのに対して、ヒレンジャクは西日本に多いようです。平安時代から「連雀(れんじゃく)」「唐雀(からすずめ)」などとして知られていましたが、ヒレンジャク、キレンジャクが区別されたのは江戸時代だそうです。
数羽から数十羽の群れをつくり(キレンジャクが混ざっているこよもあります)、開けた森林や農地、公園などに餌となる果実を求めて飛来します。日本に飛来する非繁殖期には、果実のほか、ヤドリギ、ネズミモチ、イボタノキ、ニシキギ、ノイバラ、ヤツデなどを食べますが、繁殖期の夏の間は昆虫食です。
レンジャク類は「ヤドリギの種子」を好んで食べますが、ヤドリギの種子は粘着性が強いため、おしりからぶら下がりながら排出されるところが観察されます。ヤドリギは半寄生植物で他の樹木の枝の上に生育しますが、ヒレンジャクが遠くの樹で糞をすると、粘液によって樹皮上に張り付き発芽します。ヒレンジャクとヤドリギは共生関係にあるパートナーなのです。


by PhotoSumika | 2019-03-16 19:26 | レンジャク(8) | Comments(0)

シメ:Hawfinch

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シメ
分類:スズメ目 アトリ科
英名: Hawfinch 学名:Coccothraustes coccothraustes


日本では北海道や本州の中部以北で繁殖するほか、冬鳥として本州以南に渡来します。
平地から山地の林にいることが多いですが、市街地の公園などでも見ることができます。
太くて短い嘴、ずんぐりした体型、鋭い目つき、短い尾が特徴で、嘴の色は夏は灰色、冬は肉色になります。
雑食で木の実や草の実を食べますが、繁殖期には昆虫なども積極的に食べます。頑丈そうな嘴は30kg以上の力を加えることが出来るそうで、エノキやムクノキ、カエデ、ヤマハゼなどの堅い木の実も割って食べます。
繁殖期の5~6月になると木の枝の上に枯草や植物の根で浅いカップ型の巣を作ります。3~6個の卵を産み、抱卵期間は約2週間。雛は孵化後10~11日で巣立ちます。
普段は単独か小さな群れで行動しますが、季節による地域間の渡りのときには大群になります。


by PhotoSumika | 2019-02-09 07:09 | シメ(1) | Comments(0)

カルガモ:Spot-billed duck

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カルガモ
分類:カモ目 カモ科
英名: spotbill duck 学名:Anas poecilorhyncha


日本では全国で繁殖し、本州以南では留鳥、北海道では夏鳥です。河川や池沼などの水辺に生活し、冬季には海辺でも観察されます。
食性は植物食傾向の強い雑食で、水陸両方で採食を行い、水生植物や昆虫などを採餌します。雛の時期には底生動物も食べているそうです。繁殖期はつがいで行動します。雌が抱卵・育雛を行うと、雄は雄だけの群れを形成します。
カルガモは野鳥には珍しく、一度に10~12個というたくさんの卵を産みますが、これは生き延びることが過酷であることを物語っているそうです。そして繁殖エリアが高密度になってしまうと、親鳥が子どもを殺してしまうケースも出てくるそうです。カルガモの引越しといって、親鳥の後を雛たちが連なって歩く姿が微笑ましく話題になりますが、これもエサの確保と外敵からの安全を兼ねた行動だそうです。
日本のカルガモはアヒルとの種間雑種が進行していると推測され、とくに都市部では遺伝子汚染が進行していると考えられています。外形に関する遺伝形質はカルガモの方が強いため、見た目はカルガモでも性格はアヒルに近いものが現れていると分析されているそうです。


by PhotoSumika | 2019-01-23 18:29 | カルガモ(10) | Comments(0)

ジョウビタキ:Daurian redstart

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ジョウビタキ
分類:スズメ目 ヒタキ科
英名:Daurian redstart 学名:Phoenicurus auroreus


日本には冬鳥として渡来し、人里や公園などでもよく見られます。
縄張意識が強く、鏡に映った自分の姿にも攻撃を加えることもあるそうです。雑食で、昆虫類やクモ、木の実などを食べます。地鳴きの「キッ、キッ」に続く「カッ、カッ」の打撃音が、火打石を打ち合わせる音に似ていることから、「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたとされています。ジョウ(尉)は銀髪を意味するそうです
翼にある白い斑点を着物の紋に見たてて、モンツキドリと呼ぶ地方もあります。


by PhotoSumika | 2019-01-06 06:21 | ジョウビタキ(13) | Comments(0)

ヒヨドリ:Brown-eared Bulbul 

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ヒヨドリ
分類:スズメ目 ヒヨドリ科
英名:Brown-eared Bulbul 学名:Hypsipetes amaurotis


日本では里山や公園でよく見られる身近な野鳥ですが、分布がほぼ日本国内に限られているため、日本を訪れる海外のバードウォッチャーにとっては日本で観察したい野鳥のひとつとなっているそうです。春および秋には渡りが各地で確認されていて、1,000羽を越える大群となることもあります。
木の枝に小型の巣を作り、3~5個の卵を雌が抱卵しますが、雛は雌雄により育てられます。
甘いものが好きで、ツバキやサクラなどの花の蜜やミカンやリンゴなどの果実を食べますが、繁殖期は昆虫類も捕食します。木の実を丸飲みしては種子が未消化のまま排泄されるので、種子を遠方へ運ぶ鳥としても有名です。
非常によく慣れるそうで、飼い主を見分けることから平安時代の貴族の間で盛んに飼われた記録が残っているそうです。


by PhotoSumika | 2018-08-02 11:28 | ヒヨドリ(6) | Comments(0)

カルガモ:Spot-billed duck

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by PhotoSumika | 2018-07-20 06:40 | カルガモ(10) | Comments(0)

カワウ:Great Cormorant

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カワウ
分類:カツオドリ目 ウ科
英名:Great Cormorant 学名:Phalacrocorax carbo


日本では主に本州、四国、九州の河川付近で留鳥として生息しますが、最近では北海道でも繁殖が確認されているそうです。1970年代には3000羽、80年代には2万5000羽、2000年には6万羽、現在では15万羽以上と、急激に数を増やしています。公害規制による河川水質の向上や、鯉などの放流で餌となる魚が増えたのが原因ともいわれています。ウミウに似ていますが、若干小さく、嘴の基部の形状等で識別できます。
群れをつくり、採餌に出かける早朝と、ねぐらに戻る夕方には、V字形に編隊を組み、移動距離は10~20kmとされています。餌は魚類で潜水して捕食します。魚種は選びませんが一日に500gを食べるそうです。油分の少ない翼羽はあまり水をはじかないため、羽を広げて乾かしている姿も見かけます。
一夫一妻で、樹上や鉄塔に枯れ枝で皿形の巣を作り、通常3-4個の卵を産みます。抱卵、育雛は雌雄で行い、抱卵期間24~28日、30~45日で巣立ちます。
有名な鵜飼は、本種ではなくウミウを使いますが、中国では本種のカワウを用いるそうです。 


by PhotoSumika | 2018-07-13 07:57 | ウ(3) | Comments(0)

ルリビタキ:Red-flanked bluetail

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ルリビタキ
分類:スズメ目 ヒタキ科
英名:Red-flanked bluetail 学名:Tarsiger cyanurus 


オスの成鳥は青みを帯びた瑠璃色に輝く美しい鳥で、「幸せを呼ぶ青い鳥」としてバードウォッチャーの間で人気があります。 (ちなみに童話の青い鳥のモデルはハトと考えられているそうです)
日本では夏季に本州中部以北、四国で繁殖し、冬季になると本州中部以南で越冬します。群れは形成せず、単独で生活し、昆虫類、節足動物、果実などを地表や樹上を移動しながら採餌します。
繁殖期にはつがいで縄張りを形成し、地上に枯葉や苔などでお椀型の巣を作ります。卵の数は3~6個で、雛は孵化してから約15日で巣立ち、オスは2~3年すると綺麗な青色に変わります。


by PhotoSumika | 2018-07-06 06:06 | ルリビタキ(11) | Comments(0)

ハクセキレイ:Japanese Pied Wagtail

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ハクセキレイ
分類:スズメ目 セキレイ科
英名: Japanese Pied Wagtail 学名:Motacilla alba lugens


世界中に広く分布するタイリクハクセキレイの一亜種です。日本では北海道や東北地方でのみ繁殖が観察されていましたが、20世紀後半より繁殖地を関東・中部へと拡げ、東日本では普通に見られる鳥になっています。セグロセキレイに似ていますが眼下部の頬が白いことで区別できます。他のセキレイ同様、尾羽を上下に振る姿が特徴的です。
水辺近くに生息しますが、公園や市街地などでもよく見られます。縄張り意識が強く、同種のほか、他種のセキレイとの縄張り争いも観察されます。
食性は雑食で、虫やミミズ、都市部ではパン屑などの食べこぼしも食べます。
繁殖は寒冷地では年1回、暖地では2回で、地上で羽を広げて求愛ダンスを行います。地上の窪みや人家の隙間などに、枯れ草や植物の根で皿状の巣を作り、4~5個の卵を産みます。抱卵期間は12~15日で主に雌が抱卵します。雛は13~16日で巣立ち、その後も親鳥と行動を共にします。
足を交互に出して素早く歩き、人の近くまで寄ってきます。害鳥として人に追われた経験がないため、人間に対する恐怖心が薄いのかも知れません。


by PhotoSumika | 2018-06-27 06:14 | ハクセキレイ(4) | Comments(0)

バン:Common Moorhen

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バン
分類:ツル目 クイナ科
英名:Common Moorhen  学名:Gallinula chloropus


オセアニアを除く全世界の熱帯、温帯に広く分布します。日本では東日本では夏鳥、西日本では留鳥とされています。
額には嘴の延長のような「額板」があり、繁殖期には赤くなります。
湖沼や河川、水田などに生息し、公園の池などでも見かけることがあります。長い足を高く上げながら水際や浮いた水草の上を歩き回ります。泳いだり潜ることも出来ますが、水掻がないのでぎこちなく感じます。
食性は雑食で、昆虫や甲殻類、植物の種などを食べます。
「クルルッ」と大きな鳴き声から、田の「番」をしている鳥として、名前の由来になりました。
雌雄で水辺に枯れ草などを積み上げて皿形の巣をつくります。5~9個の卵を産み、抱卵は雌雄交代で21~22日、雛は生まれてすぐに歩くことが出来ます。ひと夏に2回繁殖することもありますが、2度目の繁殖では1度目の雛がヘルパーをすることがあります。雛は25日程で自分で採食するようになり、40~50日で飛べるようになります。


by PhotoSumika | 2018-06-25 17:41 | バン(2) | Comments(0)