カオムラサキラングール
分類:霊長目(サル目) オナガザル科
英名:Purple-faced Langur 学名:Trachypithecus vetulus
日本の動物園で見れるのは、千葉市動物公園だけの珍しい猿。スリランカの林だけに棲息していて、主には木の葉を食べています。
一頭の雄を中心に複数の雌と子供で5~10頭の群れをつくり、せまい範囲にたくさんの群れが密集します。そのため、縄張り争いがとても激しく、雄による群れの乗っ取りもあるそうです。
森林伐採による棲息地の減少と狩猟によって、この数十年で半数に激減し、今もその数を減らして絶滅が危惧されています。
ラングールとはサンスクリット語で「痩せたサル」、ヒンディー語で「長い尻尾」の意味だそうです。