ヤマガラ
分類:スズメ目 シジュウカラ科
英名:Varied tit 学名:Parus varius
ヤマガラという名前は山に由来しますが、山地から平地にかけて生息します。標高1000メートル以上に生息する個体は冬季には平地に移動します。
食性は雑食で、昆虫、クモ、果実などを食べます。樹洞に皿状の巣をつくり3~6月に産卵、メスが抱卵します。
日本では、平安時代から飼育されていた記録があります。学習能力が高く、江戸時代には芸を仕込んで盛んに披露されたそうで、戦後はおみくじを引かせる芸が人気を博しました。しかし、鳥獣保護法による捕獲の禁止や愛玩用の鳥が広く流通したため1990年頃には芸をする姿は見られなくなりました。