ウミネコ
分類:チドリ目 カモメ科
英名:Black-tailed gull 学名:Larus crassirostris
日本では留鳥ですが、北海道や本州北部では冬季になると南下する個体が多いです。
沿岸部や河口・干潟などに生息し、雑食で魚類、両生類、昆虫、動物の死骸などを食べます。
繁殖はコロニーを形成し、岩礁や草原などに木の枝や枯草、海藻などを組み合わせた皿状の巣に2~3個の卵を産みます。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は24~25日、孵化後約40日で巣立ち、3年で性成熟すると考えられています。
「ミャー、ミャー」とネコの鳴き声に似ていることが名前の由来で、江戸後期の本には浜ネコという名前も載っているそうです。